孤独癖のあった筆者を救った、オージー夫とのなれそめ

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筆者のオーストラリア人の夫は、特別ハンサムではないですが底抜けに明るく、繊細で泣き虫な、本当に優しい心の持ち主です。

今回は筆者の硬直した魂を救ってくれた彼とのなれそめ、そしてパートナーシップについて書いてみたいと思います。

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◆母との関係◆

美しく完璧でとても愛情深い反面、神経質で少々不安定なところのある母に、筆者は育てられました。

母娘関係ではよくあることですが、筆者も母親から混乱したメッセージを受け取りながら大人になったうちの1人です。

子供のころから優等生で大人に言われたことを(多少無理をしてでも)素直にできる母と違って、筆者は自分で必要と判断しなければどんなに厳しく言われてもできない、無理にやろうとすると体調を崩すような子供でした。

母は筆者を理解できないと言いながらも必死で受け入れようとし、筆者はそんな母に無条件に愛されていると感じる一方で、やはり自分が彼女の理想通りの子供ではないということにもうすうす感づいていました。

高校生くらいになると、日ごろから母の顔色をうかがうクセがついていたからか、教師を含む周囲の大人からは良い子として大変かわいがられつつ、夜は頻繁にクラブなどで遊び歩くという生活になりました。

友達はたくさんいましたが親友はひとりもおらず、彼氏ができても自ら遠ざけてしまうような希薄な人間関係を長年続けた末、最終的に31歳で夫に出会うまで、それは筆者にとって他人との関係の当たり前の姿となっていました。

なにか心の中に深い諦めがあり、他人と感情的に深く繋がるということの価値がよくわからなかったのだと思います。

このように母の私の人生に与えたインパクトは大きかったですが、筆者は母を愛しています。いろいろな悩みを経て大人になった今、こうして客観的に自分と母の関係を再評価することもできるようになりました。

ただ、感謝をもってそれができ、自分自身と周囲の人々のことを本当に肯定できるようになったのは、夫と出会ってからでした。

◆夫に心を救われる◆

夫とはオンラインのデーティングサイトで出会いました>>マッチ・ドットコム )。

初めて会ったときの印象は、知的で好奇心旺盛なかわいい人。メッセージを交換していたときから感じてはいましたが、よくしゃべります。でもそのおしゃべりが楽しく、その日は終電までハシゴしました。

それまで付き合ったことのないタイプでしたが、気が合うので友達にはなれそうだな、なんて思っている間に、数回のデートでなぜかトントン拍子に付き合うことになりました。

当時はまだいろいろな人と会っていたのですが、夫に「君は僕の彼女だよね」と確認され、「それもそうだな」というまったくロマンティックではないスタートでした。

夫は私の、他人と心の底から打ち解けることができないクセを割と早くに見抜いたと言います。

しかし彼はそれに対して何か言うでもなく、筆者がどんな態度を取ろうと、何を言おうと言うまいと、ただただ太陽のように接し続けてくれたのでした。

じきに筆者は彼のあたたかさに自分の至らなさを反省するようになり、なぜこんなに優しい人に対しても触れられないよう心が棘を出すのか、31歳にして本気で考えるようになったのです。

すぐに自分の生い立ちに思い至り、人生で初めて、そのことに真正面から向き合うこととなりました。

筆者は自分が、

無条件では愛されないと思っていること。

 

誰とも理解しあうことはできないと思っていること。

 

他人と本音で話す必要はないと思っていること。

 

期待したら傷つくと思っていること。

そんなことに、遅まきながら気づいたのです。

まるで夫は、筆者がここまで育つ過程で成長が不十分だった部分を、育て直してくれているかのようでした。筆者の中のまだ小さい子供の部分を理解し、慈しんでくれるのです。

これまで否定され表現することを抑圧されてきた筆者の素の部分は、彼によってすべて肯定され、激しく炎症を起こしていたものがスッと静かになるのを感じました。

その後は人が変わったように素直になることができ、人を本当に大切に思うようになりました。

親友ができ、他人との関係の輪が大きく変化しました。

未だに心にこびりついたような昔の痛み(痛みを痛みと認識できるようになったのも、夫と出会ってからです)が表に出てくることもありますが、夫は動じずすべて受け止めてくれるため、その安心感によってすぐにそれは消し去ることができます。

しかしそれに比べて自分は夫に何を与えているだろう、と考え、奪うばかりでなく与えたいと思う余裕ができ、そしてその愛の作用はさらに外側へと大きく広がりを見せるようになりました。

こうして人間として善い方向へとシフトしてゆくことは、夫がいなければ筆者には無理だったと思います。

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◆一緒に同じ方向を向いて歩くということ◆

誰かと長く一緒に住むことは、筆者には無理だと思っていました。

これまでも同棲したことがありますが、好きな相手であっても居心地が悪く感じたこともあり、他人と近しくなること自体が全般的に苦手だったのです。

夫とはまったくそうならないというのは、言葉にできない相性のようなものもありますが、彼が人生のパートナーであると自分自身が確信している安心感に、要因があると思うのです。

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2人とも同じトラックにいて、2人で目指すべき道のり、目標があることの一体感/安心感。

惚れた腫れたで一緒にいるうちはまだお互い別々の道の上にいて、互いを見つめあっている状態。真にパートナーシップを結ぶとなると2人は同じ道の上、手をつないで同じ方向を見つめていなくてはならない。

ケンカすることも横道にそれることもあるでしょうが、2人で協力して同じ場所を目指さなくては成り立ちません。

筆者はこれまでそういうことを面倒くさいと思っていましたし、自分には必要ないとさえ考えてきました。

しかし生まれて初めて本当のパートナーを得て、楽しみも苦しみも共有するということがこんなに素晴らしいことだとわかった今、もう以前の状態には戻れないと思います。

そんな予期せぬ奇跡のようなことが自分の身の上に起こったとなると、やはりすべてのご縁は必然として、その人にとって必要なタイミングでやってくるような仕組みになっている、と筆者は思わずにはいられないのです。

ですから今そんなパートナーをお持ちの人も、これから出会う予定の人も、また(昔の私のように)そんな相手は必要ないと思っている人も、どうかそんなご縁の不思議について考えてみてください。

そしてあなたがこれまでどんな人生を送ってきて、いまあなたの周囲にいる人とはどんなご縁で結ばれているのか、今一度思いを巡らせてみてほしいのです。

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「孤独癖のあった筆者を救った、オージー夫とのなれそめ」への6件のフィードバック

  1. こんにちは。

    つい最近このサイトにたどり着き、以来興味深い記事ばかりで楽しく拝見しています。
    Honey Bunny様が旦那様と出会ったマッチ・ドットコムですが、日本版のサイトでしょうか?
    国別にサイトがあるようなので、国際恋愛をしたい場合はどうすればいいのかご意見いただければと思いました。

    1. みかさん
      マッチ・ドットコムは日本版のサイトです。
      他の国でも登録はできますが、実際に相手に会ってデートを重ねて、ということを考えると、日本版での登録が現実的ではないでしょうか。
      外国に住んでいる外国人と恋愛がしたいのであれば他のサイトという手段もありますが、他の記事にも書いてきたとおり、最初から遠距離恋愛というのはハードル&リスクが高いですよ!

  2. はじめまして。
    とっても興味深く、なるほどという記事がたくさんあり、楽しく拝見しています!

    わたしは南米出身の彼と遠距離国際恋愛1年8ヶ月目です。
    わたしも、彼にはわたしの本質を見抜かれているようななんとも言えない居心地のよさがあり、また向こうも結婚するならまさにわたしのような人だと決めていたこともあり、出会ってすぐにトントン拍子でお付き合いを開始し、初期の頃から結婚というゴールを見据えて遠距離恋愛をがんばっています。
    わたしは来年から初めての社会人となり、向こうはフリーランスのため、常に求職中のような形で、なかなか明確な見通しは立ちませんが、あと2年以内に結婚し、わたしが彼のところへ行くという大まかな計画を立てています。(最大2年は互いが現地でお金を貯めたり経験を積む期間とし、それ以上は引き伸ばさないようにしようと約束しています。)

    長期戦になるので、これからもこちらで色々な記事が読めるのを楽しみに頑張りたいと思います。

    1. ちょこさん

      居心地が良くて自然体でいられる相手って、本当に見つけるの難しいですよね。
      そんな人に出会えたちょこさんはすごくラッキーだと思います(*´ω`*)

      産後間もなくて更新が滞りがちなサイトですが(笑)またうれしい報告を待ってます。

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